ペット葬儀

【お坊さんに聞く】ペットのお葬式のお布施の相場は何円ぐらい?

ペットのお葬式が初めてだし、まわりで経験のある人がいない方も多いのではないでしょうか?そんなとき、ペットのお葬式に来たお坊さんに渡すお布施。いくら渡せば良いか分からなくて困ってしまいますよね。

この記事では

「お布施の相場はいくらお包みしたら良いの?」

「どうやって渡したらいいの?」

このようなご相談に、現役のお坊さんがお答えします。本記事を読んでいただくと、ペット葬儀のお布施に関する疑問を解決し、安心して葬儀に臨ことができます。

 

この記事の信頼性

著者(writer):木本晃英

1993年、京都生まれ京都育ち。開基400年の浄土真宗本願寺派成満寺に生まれ、17歳のときに得度。浄土真宗本願寺派布教使。龍谷大学大学院にて実践真宗学の修士号を取得。数多くのペットの葬儀、法要に携わり、ペット葬儀社(株式会社PET)の顧問としても活躍。

 

最近では、ペットとのお別れをしっかりするために、火葬だけでなくペットのお葬式をする方が増えています。

ペット葬には大きく分けて以下の2種類あります。

・ペット火葬(火葬のみを行う)

・ペット葬儀(お葬式をしてから、火葬を行う)

一般的に、ペット火葬業者がホームページなどで案内しているプランや料金は火葬のみである場合がほとんどです。火葬料金では、単に火葬だけを行い、読経等の葬儀は行いません。ペット火葬業者によっては、火葬に追加するオプションとして葬儀や読経を依頼できるところもあります。この場合は火葬業者が提携する住職をお呼びし、葬儀を行うことができます。この場合、火葬業者に支払う葬儀費用とは別に、住職に対してお布施を渡すことが一般的です。

また、独自にペットの葬儀をやっているお寺もあります。その場合、お葬式が火葬とセットになっていることや、火葬は火葬業者に別に頼む必要があるお寺もあります。この場合も住職にお布施を渡すことが一般的です。

基本的に、お葬式をあげ、お経を読んでもらったら住職にお布施をお渡しすると考えて良いでしょう。

しかし、葬儀のときにお布施を渡す際、どのくらいの金額が良いのか悩む方も多いと思います。お金のことなので、ちゃんとしておきたいけれど、なかなか人には聞きづらいですよね。お布施の目安を知っておくと、「いくらくらい包めばいいのか」などの不安を取り除けます。大切なペットちゃんとの最期の時間を有意義に過ごすためにも事前に確認しておきましょう。

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そもそもお布施ってなに?

宗派によって解釈は異なりますが、多くは「僧侶」への感謝を伝えるものとの考え方があります。一方、浄土真宗の場合は「阿弥陀如来」への感謝を伝えるものとしてお布施を渡します。どちらにしても感謝の気持ちを表すためのものであるため、決まった金額がなく各々ができるお布施で良いとされています。しかし、具体的に「いくら包めば良いか」と考えると悩んでしまいますよね。なので、目安として一般的なペット葬儀のお布施の金額の相場をご紹介したいと思います。

ペットのお葬式のお布施の相場

ペットのお葬式はまだ文化が浅く、その多くは人の葬儀と同じ形を取ることが多いです。そのため、お布施についても「お気持ち」ということで、具体的な金額が明記されていないケースが大半を占めます。

人の葬儀の場合、地域や宗派にもより一概には言えませんが、読経に対するお布施は

関東では20~35万円

関西では20万円前後

が相場とされています。そして葬儀後の法要は

四十九日 3~5万円

一回忌  3~5万円

三回忌  1~5万円

七回忌  1~5万円

が相場とされています。

これらを参考に、ペットのお葬式は規模の大きさが葬儀よりは法要に近いことなどから、ペット葬儀のお布施は一般的に3万円前後が相場と言われております。

 このように相場を知っておくだけでも用意しやすく、安心ですよね。

ペットのお葬式のお布施の包み方

お布施の包み方は大きく分けて2通りあります。絶対にこうしなければならないというわけではありませんが、一般的なマナーとして参考程度に知っておくと、いざという時に安心です。

・奉書紙(ほうしょがみ)に包む

お布施は、奉書紙で包んで渡すのが一般的です。奉書紙とは、昔は公文書などにも使われてきた格式の高い和紙です。奉書紙でお布施を包むやり方は以下の手順です。

(1)肖像画が上になるようにお札を半紙で包む

(2)奉書紙の裏面にお札を包んだ半紙を置いてさらに包む。

奉書紙は表がツルツルで、裏がザラザラです。包むときはザラザラの裏にお札を置きます。

・白い封筒に入れる

奉書紙がない場合は白い封筒でも大丈夫です。この時、以下の二点に気をつけます。

・郵便番号の枠がないものを使うこと

・2重になっていないものを使う

二重のものは不幸が重なることを暗示させるため避けるべきと言われております。

どちらも表側に「御布施」と書いて、裏面には「氏名」と「金額」を書きます。金額は「金●圓」と書きます。数字は以下の漢数字を使います。

【漢数字一覧】

一(壱)

二(弐)

三(参)

五(伍)

六(陸)

七(漆)

八(捌)

十(拾)

千(仟)

万(萬)

*4と9は「死」「苦」を連想させるため避けます。

渡すタイミングは、葬儀の前か、葬儀の後が良いでしょう。

ペット葬儀のお布施まとめ

ペット葬儀にはお布施は必要なのか、必要であればどのくらいの金額を渡せば良いのかで悩む方も多いです。ペット葬儀にも、読経などを行なってもらった際、人間の葬儀と同じようにお布施を渡すことが多くなってきています。またその後の法要等の際にもお布施を渡します。

ペット葬儀のお布施の目安は葬儀のときに3万円程度、周忌法要や納骨法要のときなどは13万円程度が目安です。このくらい包めば安心という目安を知っておくと、ペットの子が亡くなったときに慌てずに済みますね。

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