ペット供養

ペットは死後どこに行くの?【虹の橋・ペット供養】

虹の橋

「ペットは死んだらどこに行くのでしょうか?」

このようなご質問を頂くことがあります。

正直な所、ペットの死後の世界にについては明快な回答がなく、考え方自体も各宗派の僧侶によって様々です。もしかすると僧侶の心無い回答により、心を痛む経験をされた方もおられるかもしれません。

そこで今回はペットの死後の世界について、一緒に考えていきたいと思います。

 

この記事を書いた人

著者(writer):木本晃英

1993年、京都生まれ京都育ち。開基400年の浄土真宗本願寺派成満寺に生まれ、17歳のときに得度。浄土真宗本願寺派布教使。龍谷大学大学院にて実践真宗学の修士号を取得。数多くのペットの葬儀、法要に携わり、ペット葬儀社(株式会社PET)の顧問としても活躍。

 

皆さんは「虹の橋」という詩をご存知でしょうか?

これはペットの死後の世界について書かれた、ペット愛好家の間でもとても有名な詩です。

以下にご紹介します。

 

参照「虹の橋」

天国の少し手前に、「虹の橋」と呼ばれている場所があります。この世界で生前、誰かと寄り添い、暮らしていた動物たちは、その命の灯が消えたとき、「虹の橋」のふもとへ行くのです。

そこには、草原や丘が広がっていて、動物たちはそこで駆けまわり、

ともにじゃれあって、楽しく遊んでいます。おなかいっぱいのごはんと、きれいなお水、そして優しい太陽の日差しに溢れていて、みんながそのあたたかな場所で、のんびりと暮らしています。

病気にかかっていた子も、年老いた子も、みんな元気を取り戻し、

傷の痛みに苦しんでいた子もすっかり健康なからだを取り戻し、

昔のように、そしてまるで夢のように、そこでは過ごしているのです。

動物たちは幸せに暮らしているのですが、

たったひとつだけ、心を満たしていないことがあります。

それは、かつて共に過ごし、愛し合い、寄り添っていた人が、

ここにいないことが、恋しくて、寂しいのです。

動物たちが一緒に遊んで、駆けまわっていたある日、

ある子がふっと立ち止まり、遠くを見つめていました。

その子の目は、次第にキラキラと輝きだし、よろこびで震えだします。

突然、その子は仲間から離れ、草原を飛ぶように走っていきます。

速く、速く、それはまるで風のようです。

その子の視線の先にいたのは、

共に過ごし、愛し合い、寄り添っていたあなたでした。

その子とあなたは、虹の橋のふもとで再び出会います。

あなたは、愛するわが子を抱きしめ、愛情いっぱいにふれあい、

二度と離れることはありません。

あなたは満面の笑みで幸せにあふれたキスを受け、

もう一度、愛するわが子を抱きしめるのです。

そして、わが子の顔をのぞきこみ、見つめあっては、語りかけます。

きみと別れてからの長い長い人生を、

私は一生懸命生きてきたよ。

その中で、きみを忘れたことは一度たりともなかったよ。

やっと会えたね。

そしてあなたたちは寄り添いあって、

共に天国へ続く虹の橋を渡っていくのです。

ペット天国

作者不明のこの詩は、1980年代に制作されたと伝えられています。また、ペットロスの気持ちを癒す詩として、世界各国で翻訳され、広く飼い主の悲しみの受け皿として親しまれてきました。

この唄の内容から考えると「虹の橋」は死後の世界の一歩手前のように感じられます。飼い主を待つための待合室(ドッグラン)?のような感じでしょうか。

ようやく飼い主と出会い二人は一緒にどこにいくのでしょうか?

キリスト教の天国に行くのか。浄土系仏教が説く極楽浄土に行くのか。禅宗の説く無の世界に行くのか。様々な世界があります。

正直なところ、浄土系仏教の私は極楽浄土の世界を信じています。

しかし最も重要なことは、ペットが死後どこにいくかということではなく、私たちの死後「また会える世界があることを信じて生きていくこと」だと私は考えます。

ペットが亡くなった後も感謝の気持ちを込めて、手を合わせ、どこか遠い場所でのあの子の幸福を願いましょう。

あなたの思いはきっと、あの子に届いています。

「どこに行っていたとしても、きっとあの子とまたいつか会える」

そんな思いを胸に日々生きていくのも良いのではないでしょうか?

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